PhDLSプロバイダーとは??

なんでしょうね、私も今回はじめて知りました。

日本災害医学会が指定する『災害薬事研修コース』を終了した者です。

簡単に言うと、災害医療に強い薬剤師になるための研修に参加してきました。

               ※プロバイダー研修は業種を問わず受講することができます。

研修の目標は以下のとおり↓↓

(1)災害医療に関する基礎的な知識を習得する。
(2)災害時の薬事の基礎(医薬品流通、法的特例措置等)を習得する。
(3)災害時対応の原則(CSCA)を理解し習得する。
(4)災害時薬事対応原則の3P(Pharmaceutical Triage、Preparation、Provide medicines)を理解し実践する。
(5)薬事トリアージを理解し実践できる。
(6)救護所での薬剤師として情報収集と初動ができる。
(7)医療救護班(医師、看護師)や他職種と連携できる。

 

プロバイダーの後にはタスク、インストラクターなどなどを経て、

最終的には日本災害医学会の認定薬剤師になりますが、まだまだ遠い道のりです。

 

丸1日の研修で、

しかも久しぶりの筆記試験、実技試験で正直クタクタです・・・

でも、いざというときに頼りになる薬剤師になるために

この研修内容を修得し、機会があれば役立てることができればと思います。

 

筆記試験、何点だったかな・・・

合格点ぎりぎりな気もしますが、まあ無事認定されたのでヨシとします。

 

災害時の現場では医薬品は不足しているものと思っていましたが、

実は混乱の中、人手不足のなか、

大量の物資が届く中、

必要な医薬品を整理しできず有効活用できていない事や、

避難所の環境改善や、

ボランティアなどのサポートメンバーの情報共有の難しさ等、

災害時で起こりえる様々な問題もわかりました。

 

阪神大震災の経験者としても

この地域に何かあったときに慌てず、的確に状況を把握し、

多(他)職種とも連携のとれる頼れる薬剤師になりたいものです。

じゃーん。